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『北京』帝国ホテル内にある中華料理店

今日は女医友のオススメである中華料理のお店に行ってきました。

東京都日比谷にある帝国ホテルの地下１階に『北京』と言う老舗の北京料理のレストランです。

今回は3,780円のランチコースをオーダーしました。

アミューズ

海老のすり身にインゲンが和えられていて、香油の上品な香りといんげんのシャキシャキ感が印象的でした。

点心の盛り合わせ

焼売、揚げ春巻き、揚げ餃子、でこちらは可もなく不可もなくといったお味でした。

海老とトマトの炒め

メニューにはちゃんと「海老とトマトの炒め」と書いてあったのですが、よく見ていなくて海老が赤いソースと共に出てきたので、てっきり大好物のエビチリかと思いました。

帝国ホテルの中に入っている中華料理店だし、これはいわゆる「高級エビチリ」が期待できるな！と思って食べてみてびっくりです。

エビチリではありませんでした。

私は、ガーリックとネギたっぷりの甘辛いエビチリソースが大好きなのですが、ソースはサイコロ状のトマトがメインとなっていて、脳がびっくりしました。

まるで、止まっているエスカレーターに乗って変な感じを受けるのと似たショックです。

エビチリではなくて、メニューに書いてある通り、「エビとトマトの炒め物」でした。

友人からは「当たり前でしょ！」と笑いながら突っ込まれましたが、エビチリを期待していたのと、海老が少し乾燥していたのでちょっぴりガッカリ。

一方の友人は、海老が苦手なので、代わりにホタテの炒め物だったのですが、そちらはホタテが肉厚かつジューシーで、塩味は強かったものの、おいしいと言っていました。

私もそっちにすれば良かった。。。くすん。

干し貝柱と野菜の炒め

あっさりとした塩味で味付けされた炒め物です。特筆する印象はあまりなかったです。

豚ロースの唐揚げ黒酢ソース

お肉はおいしかったのですが、衣がやや厚めだったのが残念。（苦手な）黒酢ソースは、思ったよりもしつこくなくておいしかったです。

しかしながら、いまいち、いわゆる高級中華っぽい香油の香りがなくて、ちょっと物足りなかったように思います。

鶏肉入り中国粥

甘めの出汁がよく効いていて薬味ともうまくマッチしていて、香港で食べれるお粥に似た味が再現されていました！

お肉料理が不満だったのですが、機嫌が直る美味しさです。

キョーニン豆腐

最後のデザートは、シロップがやや甘すぎる印象でしたがプリンの部分はコクがあって美味しかったです。

まとめ

レストランの雰囲気は、さすが帝国ホテルの中にあるだけあってとても品が良く、上品な内装で周りも静かなお客さんが多かったです。

ですから、静かに大人らしいデートを楽しみたいと言う方にはいいと思います。

ただし地下1階にあるので、外の景色を眺めて開放感のあるランチデートをしたいという希望には答えることができないので、若いカップルの「はつらつデート」と言うよりは、付き合いが長く、静かにゆっくり食事を楽しみたいと言うカップルに向いていると思います。

全体的に料理の感想としては、いわゆる高級中華らしさはあまり感じられませんでしたが、あっさりした味付けで脂っこくないので、高齢者にも食べやすい中華料理といった印象です。

高級感は内装とアミューズ以外はそれほど感じられない内容でしたが、「帝国ホテル内で中華ランチデート」を5,000円以内でできると考えるとお得だと思います。

リピートはあり！？

私は、同じ5,000円位のお値段を出すのであれば、新しく違うお店で中華を試してみたいと思いました。

でも、一度行ってみるのは、ありだと思いますよ!