ピエール・ガニェール|ミシュラン2つ星レストランでランチデート

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ピエール・ガニェール(Pierre Gagnaire)は、赤坂にある、ANAインターコンチネンタルホテル東京内の36階にある、ミシュラン2つ星を8年連続で獲得しているフレンチレストランです。

ピエール・ガニエール:レストラン内の内装

ピエール・ガニエールの内装は、落ち着いたラベンダー色が主体となっていて、大人の女性を思わせるインテリアで統一されています。

ピエール・ガニェール:座席からの見晴らしと夜景

レストランデートをするなら、窓際席がおすすめです。

窓際のテーブル席からは東京タワーを一望できるので、恋人とのデートをロマンティックに演出してくれるでしょう。

でも、ランチタイムに利用する場合は荒々しく露出した工事中のビルがさらけ出されているので、逆に雰囲気がなくなってしまうかもしれません。

今回は、ランチで伺ったのですが、窓際からの見晴らしはこんな感じになります。写真の右手には、東京タワーが見えます。ムードあるデートを演出したいなら、夜がいいでしょう。

席数は52席と多めなので、クリスマスやバレンタインシーズンでなければ、2週間以内の予約でも間に合うのが、働く女性にとっては、嬉しいところですね。

ピエール・ガニェールのメニューとワインリスト

私が思うピエール・ガニェールの良いところは、ワインリストも含めて、ランチやディナーメニューがホームページで公開されているところです。

メニューが分かれば、自分たちの好みの食材、ワインも大体検討をつけて行けるので、初デートに女性を格好良くエスコートしたい男性には適切なのではないかと思います。

もっとも、メニューは一休でも見ることできますし、ポイントが貯まる分、一休から予約する方がお得です。

『ピエール・ガニェール』ディナーメニュー一覧

なので、公式HPで公開されている情報として特に有益なのは、ワインリストです!

高級レストランの場合、食事の料金はある程度目安が付きますが、ワインの価格はピンキリで行ってみなければ分からないところが多いです。

あまりにもワインが高いと、当日ワインリストを見てドキドキしてしまうこともありますが、事前にわかっていると安心ですよね。

それに、ソムリエ厳選ワインリストというのは、普通ならお店の秘密にしておきたいでしょう。

1万円~3万円の価格帯のものが多い印象ですが、もちろん、お高~いワインもありますよ!

さすがロマネ・コンティ!お高いです。

でも、ロマネ・コンティとはいえ1969年のミレジムで180万円というのは、お得感があります。

もちろん180万円はとってもお高いですし、私も飲んだことありませんがが、ロマネ・コンティは1970年のものが楽天でもっと高い値段で売られています。

そう考えると、レストラン価格でロマネ・コンティが180万円というのは、お得といえるのではないでしょうか。

もっとも、この価格帯のワインは、お得感があろうとなかろうと、私には手も足も出ませんけどね~。

ピエール・ガニェールのランチメニュー

さて、お得感といえば、ランチです!

ディナーでは一番安いコースでも16,000円弱しますが、ランチでは約半額の7,000円(サービス料・税別)から楽しむことが出来ます♪

私たちはランチで、『Petit Esquisse』 (プティ エスキス)をオーダーしました。

一つ上のランクの『Esquisse』ですと、メイン料理は魚料理も肉料理もつきます。

Petit Esquisseは、メイン料理が魚料理or肉料理のどちらかになりますが、それ以外はEsquisseと同じ内容になります。

ちなみに、Esquisseという言葉は、スケッチという意味らしく、ピエール・ガニェールのアートの世界を表現したコースなのでしょう。

ピエール・ガニェール プティ エスキス ランチコース
■ウェルカムフード
■カクテル ド ポッシュ
■魚料理 または 肉料理
■デザート3種
■コーヒー または 紅茶
■小菓子

>>『ピエール・ガニェール』プティ エスキス ランチコース

ピエール・ガニェール:ウェルカムフード

フィンガーフードの一皿。年輪が見えるウッドプレートに飾られた、秋の味覚です。

Cocktail de Poche 前菜

前菜のアソートです。

ピエール・ガニェールが、初めて日本に来日して懐石料理を食べた際に、目の前に並ぶ美しい料理の品々に感動し、前菜を懐石料理に似たプレゼンテーションにしたそうです。

ブドウ/グレープフルーツのソルベ

日本酒ジュレとのマリアージュが和との融合を感じます。

ちなみに、使われている日本酒は、獺祭でした。

フランス料理で使われるジュレというと、動物性の骨由来のジュレが多く、私はやや苦手なのですが、甘いゼリーのジュレは大好きです。

シブレットオイルで絡めたホウボウ 酸味を利かせたセロリ

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シブレットオイル、ホウボウというとピンと来ませんが、セロリ香る白身魚のカルパッチョです。

シブレットは日本には馴染みのない野菜ですが、英語ではチャイブと呼ばれ、ネギやニラに似た植物です。

白ワインが進みそうな一皿です。

燻製したカリフラワーのスープと才巻海老 シーアスパラと供に

茸出汁を感じさせる、和の出汁が利いたクリームスープです。

冷たい秋野菜のポ・ト・フー仕立て

周囲の黄色い粉はカボチャのパウダーで、中央には南瓜を含む秋野菜の冷製ポトフ。紫芋のチップスが上に添えられています。

セージの香る豚足のファルシー 赤ポルト酒と山椒で煮たアサリ

下部にはポルト酒で煮たアサリが、上部にはセージが詰まった豚足です。

豚足というと中華を想像しますが、セージや赤ポルト酒の香りにより、煮込んだ豚という感じです。

山椒が仄かに香り、良い感じに味が引き締まっています。

ピエール・ガニェールのメイン料理 魚料理 or 肉料理

私は魚料理を選択しました。

カリカリに鱗焼きにした金目鯛 ムール貝のクリームと天然キノコのフルカッセ チョリソーとクレソンを添えて


小粒のムール貝と茸の生クリームとバターがベースのソースに、表面の鱗がカリッと焼かれたジューシーな金目鯛が添えられています。

バターの利いたクリームソースなので、結構お腹が膨れる一品です。

写真左上の木製プレートにあるのは、真っ黒なブランダード・モリュのクロケットスケッチ・アップです。

塩鱈ペーストをイカスミの衣で揚げたコロッケに、ワインとトマトペーストなどで仕上げたピエール・ガニェール特製のケチャップみたいなものです。

ポルトガル料理で定番の、バラリャウのコロッケ(干し鱈のコロッケ)を食べたことがある人は、想像しやすいと思います。

肉料理のファースト・サービス:フランス産プーレ・ノアールのローストとコンテチーズ24ヶ月 アンチョビの香る剣先イカ

お相手は、肉料理を選択しました。

肉料理は、2皿に分かれて出てきます。一皿目は、鶏肉のローストです。

ソースは、オニオンフォンデュとPGオリジナルタップナード。

プーレは鶏肉を意味するPouletです。

フランス語の発音に近いのは、プレですが、メニューにはプーレと書いてあるので、そのまま表記しました。

ノアール(noir)は黒という意味ですので、黒鶏のお肉に24ヶ月熟成のコンテチーズを載せてローストしたものということになります。

手前のペーストがPGオリジナルタップナード。

タップナードとは、オリーブやアンチョビなどで出来た南仏由来のペーストのことを言うそうです。

これをお好みでローストチキンに少し添えて頂きます。

ただし、味が濃いので付けすぎ注意です。

そしてPGですが、PGと言えば「プロスタグランジン」!?

どんな生理活性持ったペーストやねん?

と一瞬困惑しましたが、よくよく考えてみたら、ピエール・ガニェールのPGですよね。

職業病おそろしや・・・(笑)

肉料理のセカンド・サービス:腿肉と栗のピティビエ パプリカの香る鶏のジュと共に

こちらは二皿目。いわゆるミートパイです。

熱々のパイに、熱々のソースをテーブルでかけてくれます。

栗のソースが甘くて、濃厚な一品です。

ピエール・ガニェール特選デザート

アイス、チョコレート、ムースの3種です。

ピエール・ガニェール:小菓子

食後のコーヒーor紅茶と共に、ホワイトチョコ、ルビーチョコレートが使われた小菓子がついてきます。

一口で食べれるこの小菓子のほうが、実はデザートよりも美味しかったです。

ピエール・ガニェールのランチコース『プティ エスキス』のまとめ

2つ星レストランですので、もちろんサービスも雰囲気もお料理も上質でした。

難点を上げるとしたら、メインが、肉料理は2皿なのに魚料理は1皿であることです。

一緒に行っている人が同じメインを頼んでいれば良いのですが、別々のメインを選んでいると、肉料理を頼んだ人が2皿目を食べている間、魚料理を注文した人が手持ち無沙汰になってしまいます。

夫婦など気心知れた相手なら良いですが、初デートや、お客様とのお食事の場合は、食べている方も待っている方も少し気まずいので、相手と同じメイン料理に合わせた方が良いでしょう。

お食事全体としては、魚料理or肉料理でも十分なボリュームで、美味しかったです。

デザートが多めなので、甘いものが苦手な人には、デザートの3皿、小菓子の1皿で疲れてしまうかもしれません。

ただし、これまでに行った1つ星フレンチレストランの2倍素晴らしくて美味しいかと言われると、それは疑問です。

料理とサービスだけに着眼した場合、ピエール・ガニェールが2つ星なら、1つ星の六本木のジャン・ジョルジュや、代官山のレザンファンギャテにも2つ星をあげてもいいのでは?と思いました。

価格帯も似ていますしね。

ただし、場所の広さや、ゴージャスさも加味すると、大手ホテル内のためピエール・ガニェールが勝る、というなら納得です。

ピエール・ガニェールを予約するには

ミシュランの星付きレストランというと、直接予約するしかないと思われがちですが、実は一休経由で予約することが出来ます。

一休経由の場合、『一休特別プラン』があるとかなりお得な値段で予約することが出来ますし、『一休特別プラン』がない場合でも、一休ポイントが貯まるのでお得です。

ミシュラン2つ星のレストランも、平日なら『ラグジュアリーな空間で優雅に日替わりランチ全4品 Carte Blanche』が5,675円(税サ込)です。

平日限定 ピエール・ガニェールのランチメニュー

■ウェルカムフード
■前菜
■メイン
■デザート
■小菓子

>>『ピエール・ガニェール』平日限定ランチメニュー

>>ピエール・ガニェールの全てのコースメニューを一休でチェック

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